血糖を下げるホルモンであるインスリンが不足または正常に働かないなどの原因により、血糖値が高い状態が続く病気です。
糖尿病は糖尿病が疑われる人も含めると日本には2000万人以上いるといわれています。
具体的な診断は、下記①~④のいずれか一つを満たすものを糖尿病型と判定し、別日の採血で再び血糖値に異常を認めた場合を糖尿病と診断します。
- ①空腹時の血糖値が126以上
- ②ブドウ糖負荷試験2時間後の血糖値が200以上
- ③随時血糖(食事との時間関係なく測定した採血時の血糖)が200以上
- ④HbA1cが6.5以上(HbA1cは過去1~2か月の血糖値を反映させた採血項目です。)
ただし、糖尿病特有の症状を認める場合やHbA1c≧6.5と上記①~③の組み合わせでは1回の採血でも糖尿病と診断できます