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高尿酸血症

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高尿酸血症とは

血液中の尿酸値の値が7.0㎎/dlを超える状態を高尿酸血症と定義しています。
高尿酸血症の方は日本では1000万人以上いると推定されており、そのうち痛風にかかったことがある方は10%以上の110万人ほどといわれています。
男性に多く、最近では30代と若い世代に高尿酸血症が多くみられるようになってきており、30代・40代の約3割に高尿酸血症がみられるとされています。

高尿酸血症のリスク

高尿酸血症のリスク
尿酸値が高いだけでは特に自覚症状を認めません。
関節に蓄積された尿酸が関節内で炎症を引き起こし、強い痛みを伴う痛風発作を引き起こすこともあります(足の関節が炎症部位として多く、その中でも母趾関節が特に多いです)。痛風発作は一定期間でいったんは収まることが多いですが、根本的な高尿酸血症の治療を行っていないと何度も繰り返します。
尿酸が腎臓に蓄積し結石ができることがあります。腎臓⇒尿管⇒膀胱の尿道系の途中で結石が詰まるとその部位で強い炎症を引き起こし、強い痛みを伴います。結石が自然に排石されない場合は腎障害を引き起こしたり、腎盂腎炎という強い炎症を伴う疾患を引き起こすこともあり、そのような場合は結石に対する専門的な治療が必要になります。
高尿酸血症は慢性的な腎障害の原因になるとも言われています。それ以外に高尿酸血症自体が心臓病(狭心症や心筋梗塞だけではなく、最近では心房細動などの不整脈も増加させるといわれています)や脳卒中(脳出血や脳梗塞)を引き起こす原因にもなっているといわれています。

高尿酸血症の原因

高尿酸血症の原因
通常の状態では尿酸の産生量と尿酸の排泄量は釣り合っており、体内における尿酸量は一定に保たれています。生活習慣病などが加わると、尿酸排泄量が低下し、高尿酸血症に傾きます。またプリン体と呼ばれる物質を多く摂取する食事(魚卵、肉、レバー、ビールなどに特に多く含まれています)を続けていると、体内の尿酸量が増加し、高尿酸血症になります。

健康診断でのチェック項目

高尿酸血症自体では基本的には自覚症状がないので、健診時などの採血で尿酸値をチェックする必要があります。血液中の尿酸値が7.0㎎/dlを超える状態を高尿酸血症と定義しています。
痛風発作や尿路結石を罹患した場合は尿酸値をチェックし、高い場合は痛風発作や尿路結石の治療のみで終わるのではなく、その背景にある高尿酸血症の治療を検討する必要があります。

当院での治療法

当院での治療法
高尿酸血症は生活習慣の悪化が原因となることが多く、まずは生活習慣の改善をはかることが治療となります。適度な食事摂取(過食は控え、適切な摂取カロリーを心がける)、プリン体が多く含まれている魚卵・肉・レバー・ビールなどの摂取を控える、適度な運動(特に有酸素運動の効果が高いとされています)、適正体重を維持するなどが望ましいとされています。
生活習慣の改善で高尿酸血症の改善がえられない場合は下記項目のいずれかを満たした場合に内服治療を検討します。

  • 痛風にかかったことがある
  • 腎障害、脳路結石、高血圧、虚血性心疾患、糖尿病、メタボリックシンドロームなどの疾患がある方で尿酸値が8.0㎎/dl以上
  • 尿酸値が9.0㎎/dl以上

内服治療は生活習慣の改善と並行して行います。内服薬には大きく分けて、尿酸排泄を促進する薬と尿酸産生を抑制する薬がありますが、最近は尿酸排泄を促進する薬で副作用が少なく、非常に有効性の高い治療薬が処方可能となっており、当院ではその有効性の高い内服薬を中心に尿酸値6.0未満を長期にわたり維持できるような治療を行っていきます。また高尿酸血症だけではなく、高血圧や脂質異常症などその他の生活習慣病にも注意しながら外来での対応を心がけたいと考えております。

高尿酸血症の治療方法

尿酸降下薬を投与する薬物療法が主となりますが、それ以外にも食事や運動の管理、適切な水分摂取が必要です。

通院頻度

当院での治療法
尿酸値のコントロールが必要なため、数週間~月に1回程度の受診から始まります。

予防方法

暴飲暴食を控えるのはもちろんのこと、他の生活習慣病と同様に適度な有酸素運動が大切です。また尿酸を尿で排出するために1日2リットル以上の水やお茶の摂取が推奨されています。