睡眠時無呼吸症候群の方には睡眠時のいびき、夜間睡眠中の中途覚醒、日中の突発的な眠気、昼間の集中力低下、眠気や集中力低下に伴う居眠り運転や労働災害、朝起床時の頭痛などの問題が生じることがあります。
睡眠時無呼吸が高血圧や糖尿病、動脈硬化発症のリスク要因となり、それがさらに別の生活習慣病を引き起こすこともあります。
睡眠時無呼吸症候群では高血圧、脳卒中(脳出血や脳梗塞)、心筋梗塞などを引き起こす可能性が3~4倍高くなるとされており、特に1時間当たりの10秒以上の呼吸停止が30回以上認められる重症型睡眠時無呼吸症候群では重篤な心血管系イベントの発症が5倍ほどになるといわれています。